2018年10月11日(木)

今日は朝から納豆巻きを食べた。

 

納期がやばい仕事が一件あるのだが、客がちっとも発注を寄越してこない。まじで困っている。こんなことなら、あんなにチンタラ社内確認しないでほしい。仕事ができないやつってこういうことか……としみじみ実感する。

 

どうでもいいことではあるが、最近とても肌が綺麗になった。理由?というか原因としては推し(二次元)がいて女性ホルモンがどーたらこーたらしてるぐらいしか考えられない。薬局で買ったドデカいボトルのハトムギ化粧水をテキトーに使ってるだけだし、なにがあったのか。しかし、絶えずニキビは出ては消えを繰り返しているので、もしかしたらそこまできれいではないのかもしれない。

2018年10月1日

気づけば10月になっていた。今年度ももう半分が終わったということだ。

 

社会人になってから半年も過ごしたとは思えないほど、時間の流れは早かった。このあっという間に過ぎた半年間の中で、自分がどれ程成長できたかは分からない。

はっきり言えることは、自身の成長なんてものには期待も興味もなかったはずなのに、何故こんなに気にしてしまうのか。成長を強制される職だからなのは言うまでもない。営業なんていつまでも同じ力で仕事をしていたらあっという間に役立たずになるだろう。早く辞めたい。

 

課長と話していたとき、課長の部下がほとんど辞めてしまったという話を聞いた。もちろん課長のパワハラが原因ではない。病気で入院してそのまま退職してしまったとか、部署移動してから辞めてしまったとか、たまたまだと思うけど、おかげで俺の育てた部下が全然いないんだと寂しそうに笑っていた。デスクトップを見つめながら「こんな仕事、長くなんてやってらんねぇや」と思っていた自分は、どんな顔をして聞いていればいいのか分からず、大変ですね、という無難な返答だけを残した。課長はいい人で教育も上手なので、ここで私が辞めたら課長が無能だと周囲に決定付けさせてしまうのではと恐れた。

 

仕事はとくに楽しくもない。

 

 

2018年9月23日(日)

突然だが、左耳の軟骨にピアスを1つ開けた。

 

営業職として不適切かもしれないが、髪で隠れるため気にしないことにした。私の中学生以来の念願がついに叶った。憧れていた人々の輝きに少しでも近づけたことが誇らしい。

 

私が、いわゆるビジュアル系バンドを好きになったのは中学2年生で、席が1つ前の友人にCDを借りたことがきっかけだった。その友人とはその日から今まで絆を保ち、大事な話も他愛もない話も腐るほど積み上げた。中学生ならではの、大人になったらこれがやりたい、ああなりたい、などといった将来に対する希望も溢れ、放課後の部活や下校中、交換ノートの中までそんな話題で持ちきりだった。

 

その希望のなかに、ピアスを開けたいという願望があった。しかも、耳たぶに1つ、なんて可愛いものではなく、「眉に1つ、眉間に1つ、口に3つ、耳に5こずつ、拡張あり」と言った、馬鹿げたピアス欲を抱えていた。当時好きだったバンドに、ボディピアスが過剰なギタリストがいて、その人に憧れていたのもある。さすがに冷静になって、顔に開けたら色々困るな、と思い直し、耳にいっぱい開けたいなという願望にすりかわっていった。

 

当然、比較的厳しい親の元に生まれた私にはそんな願望を叶える術は皆無で、私服登校が可能な自由な校風の高校に進学することすら許されなかった。親からの猛烈な反対意見には、「偏差値の高いところに行けば生徒の質が上がり、全体的な雰囲気も真面目になる。低いところに通うと、自分だけはしっかりと過ごすという強い意思が必要になるが、お前は確実に堕落する」という言葉があった。なにも返す言葉がなかった。まぁ、偏差値の高い進学校に通っても堕落してしまったわけだが、とにかく、ピアスは大学まで持ち越しとなってしまったのだった。

 

日々を過ごすなかでビジュアル系バンドに対する愛情が薄れることはなかったが、それに対する世間の風当たりも徐々に理解した。私と友人の帰り道で、すごく覚えている会話が一つある。「周りの人間と同じ、ありふれた普通の人生は歩みたくない」と言っていたことだ。つまり、人と違うことをするビジュアル系バンドマン達の容姿も音楽も、生き様にも憧れを抱いていたわけだ。だが、大人になって思う。人と違うのは大きな不安も付きまとう。他者からの否定的な意見も多く受ける。周囲の目を気にしがちは私には、そんな生き方は確実に向いていない。当初願っていた「顔面ピアス計画」が実行されずに、本当に良かったと思う。ありふれた人生が嫌なのは今も同じだが、それがいかに堅実で安定的で有り難いものかも、身に沁みて理解している。

 

高校を卒業してすぐ、両耳たぶに一つずつピアスを開けた。あの時のドキドキは今でも覚えている。当然一つずつで終わらせる気などなく、右に二つ、左に一つ追加した。開けすぎて母親に叱られた。母親は就活を考慮して叱っていたようだが、そのとき「軟骨だけは開けるな」という呪いのような言葉まで貰ってしまったのだ。それを恐れて、今の今まで、あんなに憧れていた軟骨ピアスを開けずにきてしまった。

 

なぜ耳たぶならいいのに軟骨はダメなのか理解出来ないが、現状は無事就活を終えて就職し、自らの力で稼いでいる。ならば、文句など言えないだろう。何も言わないで開けてしまって、バレて叱られたらスマンとか言っておけばいいか……と、少し開き直ってしまい、今に至る。秋は髪を結わないからファーストピアスを隠せるし、丁度いい。

 

 

そんなこんなで、今さらになって不良デビューを果たしたような、こそばゆい気持ちになっている。母親に隠し事をしているという罪悪感でストレスを感じたが、だからといって自ら「軟骨に開けました!ダメって言われてたのに」なんてカミングアウトするほどの話でもないし、今まで通り、家の中では耳を丸出しにして過ごしてみることにした。いつバレるかドキドキしている。この歳になって反抗とは。

 

軟骨ピアスは私にとって特別な意味がある。青春のキラキラしたあれやそれが詰まっている。だが、母親にバレて叱られたら、それを説明するのはたぶん物凄く面倒くさいので、黙ってごめんなさいを連呼するマシーンとなってしまうのだろう。おやすみなさい。

2018年9月22日(土)

やることがなかった。

昼には起きたが失敗だったなと思う。本当にやることがなかった。というより、なにもやりたいことがなかった。

 

やることなら正直たくさんある。録画がたまっている進撃の巨人アニメを1話から一気見するとか。切り絵を進めるとか。会社の通信教育をやるとか。部屋の片付けとか。色々あるがどれもやる気が起きない。

 

カップ焼きそばを食べて腹も満たされ、いよいよやることがなくなり結局眠ることにした。一日中なにもせずダラダラすると頭が痛くなるのは何故だろう。

 

結局寝続けてしまったので頭も身体も痛いし腹も減っていないのに夕飯を食べ、今は島根で買った梅酒の最後の一杯を嗜んだ。もう寝ようと思う。

2018年9月19日(水)

就職してすぐは22時半には寝ることを心掛けていたのに、最近はそんなに寝なくても頑張れることが分かって、夜更かしが増えた。

といっても、1時にはヤバイなと感じるし、2時までには確実に寝ているので、大学生の頃と比べれば十分健康になったと思う。だが、毎朝眠くて眠くて仕方がないので、今日こそ早く寝ようと、毎日思っている気がする。

 

今日は、営業職というフットワークの軽さを生かし、友人の会社まで行って一緒にランチをした。片道電車で1時間ほど。オシャレなローストビーフ丼を食べながら、「最近結構会ってるからあんまり話すことないね」なんて言いながら、一緒にフレンチトースト屋さんをやろうとか、居酒屋をやろうとか、派遣になろうとか、夢ばかりを話した。

たった1時間会っただけだが、仕事中に全く関係のない友人と会うのは不思議で楽しかった。友人は内勤なので、ランチ後はまたオフィスに幽閉された。

 

大きなクレーム対応に追われて、半月ほど社外を駆けずり回っていた課長が、ようやく会社のデスクに腰を落ち着けることができたらしい。ここ数週間は土日を返上して働き詰めだったようで、今週の3連休は休めるかなぁと遠い目をしていた。溜まりに溜まったデスクワークを手伝いながら、課長がいる安心感を噛み締める。

 

父が合鍵をなくしているので、家を開けるためにまっすぐ帰宅。母はイルディーボのライブに行っているらしい。父と鍋をした。

 

 

ねよう。

 

2018年9月17日(月)

友人と海へ。「車をかっ飛ばしたいから乗ってくれ」と誘うとほとんど確実に乗ってくれる友人だ。

 

友人を浦和駅で拾うまでの間、30分ほどだが昨日買ったヒプマイのCDをかける。ラップは嫌いだったはずなのにドライブ中に流して平気でハンドルを握るようになるとは。

 

友人を拾い辻堂海岸へ。下道で行ったので着いたころには夕方だった。途中で買った花火をやるにはまだ明るい。波の荒れ方は凄まじく、近づけもせずに砂浜に座り込んで夜を待つことにした。波を眺めながら吸う煙草はなかなか悪くない。

 

暗くなってきたので火をつける。海風に吹かれてなかなか着火しなかったが、ライターが擦りきれる程遊んだ。潮で髪の毛がベタベタになったころ、最後の線香花火が終了。

 

帰りの車はヒプマイのドラマパートを流した。友人に推しを押し付けるのは良くないと自分に言い聞かせながら色々押し付けて生きていることが恥ずかしい。が友人は私以外からもヒプマイを押し付けられているらしく、「丁度いいタイミングだから」と、一緒に聞いてくれた。「んなわけwwwww」「どういうことだよwwwww」と、男達の謎のラップバトルにツッコミを入れ続けた。

 

ゲリラ豪雨で前が見えなくなり、ラーメン屋に立ち寄る。浦和駅に到着したのは22時。家に帰ってからもなんだかすぐ寝るのが勿体なくて無駄に夜更かしをしてしまった。

 

会社は無理。

 

2018年9月7日(金)

やっと金曜日になった。

 

今日も一人営業。

何故か分からないが、営業をしていると物凄く道を聞かれる。外国人にもお年寄りにも聞かれる。方向音痴な私はGoogleマップを開いて一緒にあーだこーだしている。ちゃんと導けているのか毎回よく分かっていない。

 

課長の疲れがピークに達している。お得意さんからのヤバいクレームの対応に連日付きっきりで、家にも帰れていない。本社が四国にあるところなので台風のなか四国に向かい、東京に帰ってきても23時に会社に戻ってきたりしている。やばすぎる。ゆっくり休んでほしい。だが、私は新人なのでなにも助けてあげられることがないのである。

 

久しぶりに会社の同期と飲み。

今まで皆猫を被っていたのかもしれないが、今になってやっと上司や取引先の愚痴が出てくる出てくる。今までずいぶん溜めていたんだなと感心する。

 

ねむい。