2018年8月20日

社会人になって5ヶ月を終えようとしている。

 

想像もしていなかったというか、ある程度は予測がついていたと言うべきなのか、忙しいようで余裕があるような、せわしないような日々を送る。時間がないと思っていたが意外とある。が、学生の時のようにダラダラとスマホをいじっていたりすると、あっという間に寝る時間になってしまう。ああ社会、嫌いだ。出来ることなら出会いたくなかった、社会。明け方まで起きて昼まで寝ていたあの時代に戻りたいものだ。

 

お金をもらうために働かなければならず、働かなければ生きていけないというならば、別に死んでも構わないから死ぬまで遊んで暮らしたいとすら思う。遊ぶ金すら働かなければ稼げないわけだし、人間の不自由さはほとほと嫌になる。おまけに世間体も親の目も気にするので、会社を辞めるなんて夢のまた夢。

 

それに加えてこの無能。役立たずに毎月20万円も払う弊社に、可哀想だなぁとすら思うが、やはりどこか他人事で、面接で騙されて採用したのが運のつきだな!と思ってしまう。仕事だとか人生だとかに前向きな姿勢ややる気を見いだせない自分が恥ずかしいが、別に良くね?と開き直る自分もいるし、言い訳を重ねてどうにか誤魔化したがる自分もいる。

 

酒が好きなのは味ではなく、酒の席だと最近やっと気づけた。のだが、憧れていた果実酒作りに手を出す。季節的に青梅が売っていなかったので代わりにプラムを漬ける。まだ2日目だがすでにホワイトリカーが赤色になっているではないか。ワクワク。

 

ホワイトリカーはアルコールが35度で、これぐらい高いアルコールでないと家で漬けてはいけないという決まりがあるらしい(衛生面と法律の関係で)。果実酒用のビンを殺菌消毒するのに煮沸消毒を用いるのが一般的だが、大きくて鍋で茹でられないものは「ホワイトリカーを少量入れて振り、中を消毒する」と書いてあった。消毒液にもなるような酒に果実を漬けて飲もうとしてるのか私は。恐ろしいな。

 

今日は仕事も早く終わって友人と飲んだ。「ピアスの穴って"ピアスを昔開けていた"という過去を思わせてすごくエロい」という話で盛り上がる。今まで中々共感を得られなかったポイントなので、二人して歓喜に沸いた。そして、職場の推しについて語り合う。「既婚者が素敵に見えるのは既婚者だからではなく、素敵だから既婚者なのだ」という結論に落ち着く。

 

明日も仕事なのに1時になってしまった。

髪を乾かしてすぐに寝たい。